マヌカハニーは他のハチミツよりも抗菌作用や抗酸化作用が優れていいます。
とは言え、他のハチミツが劣っている訳では無く、ハチミツ全般に優れた効果があります☆
ちょっとマニアックなのですが、フレグランスジャーナル社より『ハチミツと代替医療』という本が出ています。
医薬としてのハチミツの使われ方について色々と書いてあります☆
そこで今回はこの本に取りあげられている薬としての使われ方を紹介したいと思います!
1.外傷(ケガ)の治癒の促進
ハチミツを外傷(ケガ)に塗ると治癒が早くなるとのことです☆
やけどが早く治ったり、傷が早く塞がったりするんですって!
2.治癒過程の促進
足の潰瘍や糖尿病誘発性潰瘍など、治癒し始めるまでに長い期間を必要とする慢性の傷があります(>_<)
多くは1年、長いと2~5年も治り始めない傷を治癒段階に入らせる効果があそうです!
3.感染症の治癒
細菌に感染してしまっているケガにハチミツを塗るとその細菌を殺菌します。
患部を無菌状態にすると言うことは、皮膚移植が必要な場合は皮膚移植しやすい状態になりますし、併せて移植された皮膚を受け入れやすい状態にもなります☆
4.傷を清浄にする作用
一般的に傷を綺麗にするためには、外科的に死んだ組織(傷の部分)を取り除きます。
ハチミツは死んだ組織を取り去る効果があるので、傷を取り除かないか、取り除く場合も最小限の面積で済みます☆
5.組織再生の促進
ハチミツにはは組織の形成の促進や傷の上にできる新しい皮膚を伸長させる働きがあります。
また、傷にハチミツを塗ると傷あとにならないか、できても小さくて済むという研究報告もあります☆
6.炎症の軽減
炎症は血管が破れて開くことにより、血管内の血球細胞が周囲の組織に広がることにより始まります。
その結果、組織の腫れ(むくみ)が起こり、内圧が上がり、傷口からは血漿がにじみ出ます。
ハチミツはこの傷口の炎症やむくみ、血漿がにじみ出ることを抑える働きがあるので、傷の炎症を鎮静化したり、やけどの痛みを抑える効果があります☆
7.皮膚から剥がすときに痛くない
ケガをしたときに塗ったり貼ったりしたものを取り換えるとき、痛みや不快感があることが多いです。
ハチミツは患部にくっつくことが無いため、剥がすときに痛みがないだけでなく、傷の表面に再生している組織を露出させたり、出血させることがありません☆
8.胃腸炎の改善
胃腸炎で入院した幼児や児童に対してハチミツをブドウ糖入り電解質溶液の代わりに使う取り組みがありました。
ハチミツを投与したグループとブドウ糖入り電解質溶液を投与したグループを調べた結果、ハチミツを投与したグループが統計的に優位に下痢をしている期間が短縮されました☆
9.消化性潰瘍と胃炎の改善
45人の消化不良を起こした患者に対して30ミリリットルのハチミツを1日3回食前に処方した報告があります。
結果は、血便では37人が4人に、消化不良は41人から8人に、胃もしくは十二指腸炎は24人から15人に、十二指腸潰瘍は7人から2人へと患者の減少が見られました☆
10.眼病の改善
通常の治療法では症状の改善が見られなかった角膜炎や結膜炎、眼瞼炎などの患者にハチミツを処方した報告があります。
目の下に軟膏のようにハチミツをつけたところ、102人のうち85%で症状の改善が見られ、15%で症状の変化は無かったとのことです☆
一時的に刺すような感覚があり、目が赤くなった例もあったようですが治療を中止するほどひどくは無かったとのことです。
いやぁ、ハチミツにはいろいろな効果がありますよね☆
このような効果のあるハチミツの中でも、マヌカハニーは抗菌作用・抗酸化作用に優れているってすごいなぁと思います♪
それにしても、目にハチミツを入れるのはちょっと怖い気がします・・・(>_<)
でもちょっと試してみたい気もしますね☆
うふふふふふ。
では、また☆